
日本共産党滋賀県議会議員団主催の取り組みに参加しました。
上の写真は、国土問題研究会の先生が、PPのスライドを使って、基本的な説明をしてくださっているところです。
たいへん難しい内容の催しでしたが、とっても勉強になりました。内容を簡単に書きますと、下記のようになります。
下記の文章や写真に対するコメントは、先生方の説明から受けた私自身の印象などを書いています。間違っていることがあるかもしれません。もし間違いに気づかれた方は、コメント欄でご指摘下さい。
現地調査の状況です。参加者約30名。マイクロバスと乗用車に乗って、瀬田川・宇治川の現地を見学しました。
共産党滋賀県議会議員の西川さん、大津市会議員の佐々木さん、杉浦さんの顔が見えます。

司会:共産党県会議員の森さん

1,琵琶湖の水を瀬田川洗堰から放流する量を、最大1500トン/毎秒とする。(国土交通省方針)
最大1500トン/毎秒の放流は必要なく、最大1200トン/毎秒でいいのではないかという有力な意見があり、
重要な争点になっている。

2,最大1500トン/毎秒の放流を実施するためには、瀬田川と宇治川の数ヶ所にボトルネックがあり、流量の増大を図るために改修をする必要がある。
A、鹿跳渓谷・・・景観を破壊するわけにはいかないので、バイパス水路(トンネル)を作る。どちらの岸に作るかは未定。
左岸(妙見山の地下あたり)の可能性が高いだろうという見方がある。

鹿跳渓谷ですが、確かに狭い。カヌーの練習場になっている景観の良いところです。

バイパス水路開始予定地点はこのあたり。・・・エデンという喫茶店があります。
B、天ヶ瀬ダム・・・バイパス水路を作って、ダムトータルの流量を増大させる。バイパス水路の場所については、
二転三転しており、確定していない模様。

天ヶ瀬ダム放水路側

天ヶ瀬ダム鳳凰湖側

天ヶ瀬ダム上の通路で、国土研の先生の説明を受ける。ダムのある地盤は活断層などもあり、脆弱らしい。

活断層の影響と思われるが、ダム施設にヒビが入っている。

説明を受けているダム上の通路にも、ヒビが入って、小さな段差になっている。こういうのが数ヶ所ある。
ダムの放水によって低周波が発生している。
バイパス水路の建設で、低周波の発生が増大するのではないかと懸念されている。
C、宇治川塔の島地区・・・840トン/毎秒放流で洪水が起こった実績がある。

最大1500トン/毎秒の流量を確保するために、河川底を掘り下げる。

現在、塔の川には、宇治川本流の水は流れていない。別水路からの水を流しており、本流はせき止められている。
景観や観光政策上、大きな問題と地元では考えられているらしい。

対岸が「亀石」で、このあたりが掘り下げられると、「亀石」が亀でなくなってしまう可能性がある。
地元では、「鹿跳」がバイパスなら、塔の島地区もバイパスにするべきという意見があるらしい。
★新しい知識獲得(上に書いた以外)
1,宇治川は、巨椋池の中に作った人口河川
2,宇治川を横断する伏流河川がある。
3,槙島のあたりの堤防は脆弱で、洪水が起こりやすい。
4,天ヶ瀬ダムの上の方には、遊歩道があった。宇治に住んでいたことがあるのに、知らなかったです。